家のリフォーム③ 設備・リフォーム内容を確定する

2022年3月8日

一生のうち、そう何度もリフォームを経験する方は少ないのではないでしょうか。
我が家のリフォームもご多分に漏れず、一生に何回もないイベントであり、手探り状態で進めていったので、どう進めたかを順に書いていきたいと思います。

  1. リフォーム業者を探す
  2. リフォーム業者に相談する
  3. 設備・リフォーム内容を確定する

3.設備・リフォーム内容を確定する

①ショールームを見学する

大概の場合、トイレ、お風呂、キッチンなどの大きな水回りの設備などは、LIXILやTOTOなどショールーム見学をして設備を選んでいくことになります。
まずは、下記サイトなどからショールーム見学の事前予約を取りましょう。相談先のリフォーム業者がショールームにアテンドする場合、リフォーム業者の方がメーカーのショールームに代わりに予約入れてくれる場合もあります。

リフォーム対象となる設備によるとは思いますが、水回りを総入れ替えする場合、ショールーム見学は半日がかりのイメージでいた方が良いです。
そのため、ショールームによっては子供向けの遊び場を設けてDVDを流したり、おもちゃを置いているところもありますが、小さなお子さんがを連れて行かれる方は、子供がぐずった時の対応を考えて出かけた方が良いかもしれません。

メーカーのショールームは、基本的に金額の高いものや追加オプションを付ける様、誘導するよう案内・設計がされていることを考慮に入れましょう。現地で紹介され、現物を見ると様々な設備やオプションがあることに目移りしてしまいます。特にオプションは「数千円ならまあいいか」とかなりがちですが、「チリも積もれば山となる」ので、要注意です。

リフォーム業者の方がアテンドする場合、予算の制約を加味して目移りするのを制してくれる場合もありますが、自分たちだけでショールームに行く場合は、高くなりがちのため、1パターンとせず、複数の候補を見繕った方が良いかもしれません。

②リフォーム業者から見積もりを取る

ショールーム見学後、設備を確定させたら、各リフォーム業者から正式な概算見積もりを取ることになります。横並びで比較するには、設備やリフォームの要件を一致させて見積もりをお願いした方が良いです。

メーカーから仕入れる設備に関してですが、メーカー希望小売価格は、あまり意味をなしておらず、リフォーム業者がどの程度の力を持っているか、どういうルートで購入するかによって変わってくるため、ここで相見積もりが生きてきます。
下記の様に卸を介さずダイレクトにリフォーム業者が仕入れた方が安くなるのかと思いきや、必ずしもそうでもないという構造です。また、設備に関しては、発注量から小さいリフォーム会社の方が高くなる可能性も想定されます。

下記例でいうと、間に入るプレイヤーが多い(つまり、中間マージンも多重に取られる)Aよりも、Bの方が高くなってしまいます。

購入するユーザー側から見ると不透明な業界構造となっており、実際にどのリフォーム業者からなら一番安く購入できるのかは外から見えないため、複数社から見積ってみるしかないのです。

最終的にリフォーム業者から提示のあった金額を見ながら、見積り金額が予算を超えている場合は、調整をしていくことになります。

③最終的なリフォーム業者を確定させる

相見積もりを取っている場合、見積もり金額を比較してみましょう。
見積書の見方は、下記サイトなどが参考になります。

■TOTOサイト リフォーム工事の見積書の見方

複数社から見積もりを取ってみたら分かるのですが、見積りフォーマットが各社違うため、どの項目が高いのか、低いのか比較が難しかったりします。そのため、我が家では見積り項目を整理し、エクセルで一覧表にして比較をしてみました。
我が家はそこまでやりませんでしたが、こちらから見積もりフォーマットを提示して埋めてもらったほうが、正確な見積もり比較ができるかもしれません。